古式日本建築
日本の伝統的な建築様式である、書院造りや数奇屋造りなどの高度な建築技術を取り入れた、古式日本建築の建築を行っています。
書院造り
書院造りとは日本に古くから伝わる建築様式のひとつで、床の間などのある和室など、簡素な住宅様式のことです。畳を敷き詰めた座敷や、付書院など各部屋を仕切って役割も持たせた物で、床の間や違い棚、帳台構などを設備しています。構造としては、角柱に貫や桁、長押などの角材を用いた軸組構造のものがあります。
数奇屋造り
数奇屋(茶室)風を取り入れた日本の建築様式のひとつであり、日本建築における様式美の最高傑作と言われています。化粧丸太や皮のついた丸太、奇木や竹の節など天然の素材を組み合わせ、素朴なつくりでありながらも高度な職人技が必要とされる構造です。床の間はコンパクトで、深い庇で陰影をもたらし、壁はしっくいや珪藻土など土壁が用いられることが多いです。襖や障子などの細やかな部位にも伝統的な技巧が反映されています。
数寄屋(茶室)風を取り入れた、高度な技術を要する日本の伝統的な建築様式のひとつです。
数寄屋造りは、安土桃山時代に確立された茶の湯を取り入れた住宅のつくりです。はじめは母屋と別に建てられた茶の湯専用の建物を数寄屋と呼び、質素かつ小規模な離れのようなつくりをしていました。
数寄屋は格式や形式を排したシンプルなつくりをしており、無駄なものにとらわれずに内面を磨くといった、いわゆる「わびさび」の精神性が反映された建物でした。
質素かつ洗練されたデザインとシンプルな材料、四季を感じられる簡素な庭園、借景によって周囲の景色を楽しむ間取りなどが数寄屋の大きな特徴といえます。江戸時代に入ると、数寄屋造りは茶室だけでなく、家屋や料亭などにおいても普及するようになりました。それにともない、使用される建材も高価なものへと変化し、豪華で厳かな雰囲気の漂う、独特のたたずまいを持つようになっていきました。
はじめは庶民的な素材を活用した簡素なつくりが数寄屋造りの特徴でしたが、技術の進歩にともなって、現在では高級和風建築の一種として扱われるようになっています。
木のぬくもりを感じられる構造やシンプルな内装デザイン、自然素材の活用といった伝統的な数寄屋造りの特徴を踏襲しながらも、高い気密性や断熱性、優れた耐震性能を誇る住宅の施工が可能となっています。
土木事業
暮らしの安全・安心を守り、市民生活の基盤を支えるインフラ整備を行っています。
また、環境関連分野にも積極的に取り組んでいます。
耐震補強技術
耐震ブレース取付けや外壁塗替え、防水補修など建物に応じて補強します。
上下水道工事
道路
耐久性、長寿命化を目指して道路の構築を行います。
建設事業
地域に密着したまちづくり事業を全国各地で展開しています。
制震・免震を配慮し、環境にやさしい施設や住居の設計・構築、リニューアル事業をいたします。
オフィス
地震・火災・防犯などに対し安全な設計施工を提供します。
住宅
安心・安全で長寿命化を目指した建築計画を行います。
ホテル
環境に優しく快適なビジネスホテルや旅館などを手がけます。
医療・福祉施設
安全でリスクに強い施設の建替え、増改築、改修をします。
商業施設
カフェ・レストランなど店舗の責任施工を行います。
物流施設
ニーズに合わせた、物流センターの建設を行います。